使っていないサブスク、ありませんか?

動画配信、音楽ストリーミング、クラウドストレージ、ニュースアプリ、フィットネスアプリ。気づけばスマホにサブスクが 5 つ、6 つと増えていませんか。その中に「最後に使ったのいつだっけ?」というサービスが 1 つや 2 つあるはずです。月 1,000 円のサブスクを「まあいいか」と放置するとどうなるか、計算してみましょう。

30 年間の支払い総額は 36 万円

月 1,000 円 × 12 か月 × 30 年 = 36 万円。これだけ見ると「30 年で 36 万円なら大したことない」と感じるかもしれません。でも、使っていないサービスに 36 万円を払うのは、道端に 36 万円を落とすのと同じです。しかも、この 36 万円には「もし投資していたら」という隠れたコストがあります。

投資に回していたら 83 万円になっていた

月 1,000 円を年利 5% のインデックスファンドに 30 年間積み立てると、約 83 万円になります。元本 36 万円に対して運用益は約 47 万円。使っていないサブスクの「本当のコスト」は 36 万円ではなく 83 万円なのです。サブスクが 2 つなら 166 万円、3 つなら 249 万円。「たった月 1,000 円」が 3 つ重なるだけで、30 年後に 250 万円近い差になります。

この差が生まれる理由は複利です。最初の月に投資した 1,000 円は 30 年間ずっと運用され、年利 5% なら約 4,322 円に成長します。1,000 円が 4.3 倍。2 か月目の 1,000 円は 29 年 11 か月運用されて約 4,304 円。こうして毎月の 1,000 円がそれぞれ複利で成長し、合計 83 万円になるのです。

サブスクの棚卸しをしよう

今日やることは 1 つだけ。スマホの「設定」→「サブスクリプション」を開いて、契約中のサービスを一覧で確認してください。各サービスについて「先月使ったか?」を自問します。使っていないものは今日中に解約しましょう。解約した分の金額を、そのまま NISA の積立額に上乗せするのがベストです。家計の見直し術の本には、サブスク以外の固定費削減テクニックも豊富に紹介されています。「たった 1,000 円」を甘く見ない。それが複利を味方につける第一歩です。