ファイナンシャルプランニングとは
ファイナンシャルプランニング (FP) は、現在の家計状況を把握し、将来のライフイベント (結婚、住宅購入、教育、退職) に必要な資金を逆算して、貯蓄・投資・保険・税金対策を一体的に設計するプロセスです。個別の金融商品を選ぶ前に、まず人生全体の資金計画を立てることが出発点です。
6つのステップ
FP の標準的なプロセスは、(1) 現状把握 (収入・支出・資産・負債の棚卸し)、(2) 目標設定 (いつまでにいくら必要か)、(3) 問題点の分析 (不足額の特定)、(4) 対策の立案 (貯蓄率の引き上げ、運用方針の決定、保険の見直し)、(5) 実行、(6) 定期的な見直し、の6段階です。特に重要なのは (1) の現状把握で、多くの人は自分の正確な支出額すら把握していません。
自分でできるFPの第一歩
プロのFPに相談する前に、まず3ヶ月間の支出を記録し、年間の手取り収入と支出の差額 (貯蓄可能額) を把握しましょう。次に、主要なライフイベントの時期と必要額をリストアップします。この2つの情報があれば、毎月いくら投資に回すべきか、どの程度のリターンが必要かが逆算できます。複雑な計算は不要で、複利計算ツールがあれば十分です。