普通預金の場合: 年間 30 万円 (税引前)
2026 年 8 月時点のメガバンクの普通預金金利は年 0.4% 程度です。1 億円を預けた場合、年間の利息は 1 億円 × 0.4% = 40 万円。ここから税金 (20.315%) が引かれて手取り約 32 万円、月 2.7 万円程度です。ちなみにマイナス金利時代 (年利 0.001%) は年 1,000 円・手取り約 800 円と、缶コーヒー 5 本分の利息しかもらえませんでした。金利は 400 倍になりましたが、それでも月 3 万円弱ではベンツには遠く及びません。
定期預金の場合: 年間 40 万円 (税引前)
定期預金 (年利 0.4%・2026 年 8 月時点の大手行 1 年もの標準金利) なら、年間利息は 1 億円 × 0.4% = 40 万円。税引き後で約 32 万円。月に 2 万 7,000 円程度です。スマホの通信費は払えますが、ベンツのローンは無理です。ベンツの Cクラス (約 700 万円) を買うには、利息だけで 20 年以上かかります。
投資信託 (年利 5%) の場合: 年間 500 万円
1 億円を年利 5% のインデックスファンドに投資した場合、年間のリターンは 500 万円。税引き後で約 400 万円。月に約 33 万円です。これならベンツの Cクラスを 1 年半で買えます。Sクラス (約 1,500 万円) でも 4 年弱。「利息でベンツが買える」は、投資信託なら本当です。
ただし、投資信託には元本割れのリスクがあります。年利 5% はあくまで長期平均であり、ある年はマイナス 20%、別の年はプラス 30% ということもあります。1 億円が 8,000 万円に減る年もあり得ます。「利息で暮らす」には、値動きに耐えるメンタルと、数年分の生活費を現金で確保しておく余裕が必要です。不労所得の作り方の本を読むと、配当や利息で生活するための現実的な戦略が学べます。
1 億円を作るほうが先
「利息でベンツ」の夢は楽しいですが、まず 1 億円を作る必要があります。毎月 5 万円を年利 5% で積み立てると、1 億円に届くのは約 47 年後。毎月 10 万円なら約 35 年後。毎月 20 万円なら約 25 年後。気の遠くなる数字ですが、複利の力を借りれば不可能ではありません。大切なのは「利息で暮らす」というゴールを持ちつつ、今日から 1 円でも多く複利の循環に乗せること。ベンツは、その先に待っています。