積立をやめても、お金は働き続ける
「毎月積立しよう!」と意気込んで始めたものの、3 か月で挫折。よくある話です。でも、投資の世界では 3 日坊主でも全然 OK です。なぜなら、積立をやめても、すでに投資した分は口座の中で複利で増え続けるからです。
たとえば、毎月 1 万円を 3 か月だけ積み立てて、そのまま放置したとしましょう。元本は 3 万円。年利 5% で 30 年放置すると、約 13 万円になります。たった 3 か月の積立が、30 年後に 4 倍以上。3 日坊主どころか「3 か月坊主」でも、複利はちゃんと仕事をしてくれるのです。
1 年だけ頑張った人 vs まったくやらなかった人
もう少し頑張って 1 年間 (12 か月) 積み立てた場合はどうでしょう。毎月 1 万円 × 12 か月 = 元本 12 万円。これを年利 5% で 29 年放置すると、約 50 万円になります。一方、まったく投資しなかった人は 0 円のまま。「たった 1 年」の差が、30 年後に 50 万円の差を生みます。
さらに面白いのは、1 年だけ積み立てて 29 年放置した人と、10 年後から毎月 1 万円を 20 年間積み立て続けた人を比べた場合です。前者は元本 12 万円で約 50 万円。後者は元本 240 万円で約 411 万円。もちろん後者のほうが多いですが、元本あたりの効率は前者が圧倒的です。早く始めた 12 万円は、遅く始めた 240 万円の 8 分の 1 の元本で、8 分の 1 の成果を出しています。
「完璧な継続」より「不完全なスタート」
投資で一番もったいないのは「完璧に続けられる自信がないから始めない」ことです。3 か月で挫折しても 13 万円。1 年で挫折しても 50 万円。何もしなければ 0 円。不完全でも始めた人は、始めなかった人に必ず勝ちます。習慣化のコツを解説した本を読むと、3 日坊主を克服するテクニックも学べます。
しかも、投資の良いところは「再開が簡単」なことです。ジムと違って、半年サボっても体力は落ちません。口座のお金は黙々と増え続けています。気が向いたらまた積立を再開すればいい。3 日坊主を 10 回繰り返せば 30 日分。それでも十分な複利効果が得られます。完璧を目指さず、まず 1,000 円から始めてみてください。