恐怖・強欲指数とは

恐怖・強欲指数 (Fear & Greed Index) は、CNN が開発した市場センチメント指標で、0 (極度の恐怖) から100 (極度の強欲) のスケールで投資家の感情を数値化します。VIX (恐怖指数)、株価のモメンタム、プットコール比率、ジャンク債のスプレッド、市場の広がり、安全資産への需要、株式オプションの需要の7つの指標を組み合わせて算出されます。

逆張りシグナルとしての活用

バフェットの「他人が恐怖しているときに貪欲であれ、他人が貪欲なときに恐怖せよ」という格言を数値化したのがこの指数です。指数が20以下 (極度の恐怖) のとき、市場は過度に悲観的で割安な可能性があります。80以上 (極度の強欲) のとき、市場は過熱しており調整リスクが高まっています。過去のデータでは、極度の恐怖時に購入した投資家は、その後1年間で平均を大きく上回るリターンを得ています。

注意点

恐怖・強欲指数は万能ではありません。「極度の恐怖」がさらに深い恐怖に発展することもあり、底値を正確に予測することはできません。また、強欲な市場が長期間続くこともあります。この指数は売買タイミングの精密なツールではなく、市場の温度感を把握するための参考指標として使うのが適切です。定額積立投資を基本としつつ、極度の恐怖時に追加投資する「ルールベースの逆張り」が実践的な活用法です。