資産配分がリターンの 90% を決める
1986 年のブリンソン・フッド・ビーバワーの研究は、ポートフォリオのリターン変動の約 91% が資産配分によって説明されることを示しました。個別銘柄の選択や売買タイミングの影響は合わせて 10% 未満。つまり「何を買うか」より「株式と債券の比率をどうするか」の方がはるかに重要です。
年齢に応じた資産配分の目安
古典的な目安は「100 - 年齢 = 株式比率」です。30 歳なら株式 70%・債券 30%、50 歳なら株式 50%・債券 50%。若いほどリスクを取れるのは、暴落からの回復に時間があるためです。ただし、これはあくまで出発点であり、収入の安定性、資産規模、リスク許容度に応じて調整が必要です。
資産配分と複利の関係
株式 100% は期待リターンが最も高い (年 7% 前後) ですが、暴落時に 50% 以上下落する可能性があります。パニック売りで複利の連鎖が途切れるリスクを考えると、債券を混ぜて変動を抑え、長期間投資を継続できる配分にする方が、結果的に複利効果を最大化できます。 資産配分の解説書で、年齢・目的別の最適な配分を学べます。