リボ払いの仕組み

リボ払いは、クレジットカードの利用額にかかわらず毎月の返済額を一定 (例: 5,000 円や 1 万円) に固定する返済方式です。10 万円の買い物をしても月々の支払いが 5,000 円で済むため、家計への短期的な負担は小さく見えます。しかし、未返済の残高に対して年利 15% 前後 (月利約 1.25%) の利息が毎月加算されます。

なぜ返済が長引くのか

毎月の返済額のうち、利息分を差し引いた金額だけが元本の返済に充てられます。10 万円の残高に月利 1.25% の利息がつくと、利息は 1,250 円。5,000 円返済しても元本は 3,750 円しか減りません。さらに返済中に新たな買い物をリボ払いに追加すると、残高が増え、利息も増え、元本がほとんど減らない「リボ地獄」に陥ります。

複利との関係

投資における複利は「利息が利息を生む」ことで資産を増やしますが、リボ払いでは同じ原理が逆方向に働きます。未払い利息が元本に組み込まれ、翌月はその増えた元本に対して利息が計算される。年利 15% の「逆複利」は、世界最高の投資家のリターンに匹敵する速度で負債を膨らませます。複利を味方にする (投資) か敵に回す (高金利の借金) かで、人生の資産形成は大きく変わります。 お金の教育の本を読むと、借金の仕組みと回避策が体系的に学べます。