3 秒で答えが出る魔法の計算

「年利 6% で運用したら、何年で 2 倍になる?」。この質問に 3 秒で答える方法があります。72 ÷ 6 = 12。答えは約 12 年です。これが「72 の法則」。72 を金利で割るだけで、お金が 2 倍になる年数がパッと分かります。電卓もスマホも不要。頭の中だけで計算できます。

よく使う金利で覚えておくと便利

日常で使いそうな金利をまとめておきましょう。年利 1% なら 72 年で 2 倍 (定期預金レベル)。年利 3% なら 24 年で 2 倍 (債券ファンドレベル)。年利 5% なら約 14 年で 2 倍 (バランスファンドレベル)。年利 7% なら約 10 年で 2 倍 (株式インデックスレベル)。年利 10% なら約 7 年で 2 倍 (好調な株式市場)。

飲み会で「NISA で年利 5% くらいで運用してるんだけど」と言われたら、すかさず「じゃあ 14 年で 2 倍だね」と返せます。「え、なんで分かるの?」「72 ÷ 5 で 14.4 年。72 の法則っていうんだよ」。ちょっとした雑学として盛り上がること間違いなしです。

逆向きにも使える - 「2 倍にしたい年数」から必要な金利を逆算

72 の法則は逆向きにも使えます。「10 年で 2 倍にしたいなら、金利は何%必要?」。72 ÷ 10 = 7.2%。年利約 7% が必要です。「20 年で 2 倍なら?」。72 ÷ 20 = 3.6%。年利約 4% あれば十分。こうやって目標から逆算すると、自分に必要な運用利回りがすぐに分かります。暗算テクニックの本には、72 の法則以外にも日常で使える計算の裏技が紹介されています。

借金にも使える怖い話

72 の法則は借金にも使えます。リボ払いの金利が年 15% なら、72 ÷ 15 = 4.8 年。約 5 年で借金が 2 倍になります。消費者金融の年 18% なら、72 ÷ 18 = 4 年。4 年で 2 倍。飲み会で「リボ払いって 5 年で借金 2 倍になるんだよ」と言えば、友人を借金地獄から救えるかもしれません。72 の法則は、資産形成にも借金回避にも使える万能ツールです。